オヤジの一目惚れ片想い

クロスボーダーおやじの片想いブログ

欠点!? それもチャームポイント?

たまに考える。
彼女の欠点って・・・なんだ?


彼女をして未だに「彼」と呼ばしめる旦那様に並びようはないが、5ヶ月弱、毎日のように昼、夜と食事を共にし(とは言え毎回10名以上の集団ではあったが)、幾度となく酒を飲み(とは言え…以下略)、何と言っても彼女の采配の下で業務を遂行したので、そこそこ彼女のことは見ている。


知力、体力、胆力、学力、容姿・・・ナシ・・・。
性格・・・、彼女の周りには常に入れ替わり立ち替わりの取り巻き、おっかけがいる・・・ナシ・・・。


最初はよくあるパターンで「歌が下手!」とかアタリをつけた。
しかし、これが上手かった。
ガンダムをモチーフにしたゲームの主題歌と言っていたが、島谷ひとみの「Garnet Moon」は絶品だ。
ビジュアルが似ているところもあって、また空手をやっているからか、体のキレがよく、決まっていた。(スマホで撮影した動画は宝物だ。)


となると・・・画力?!
彼女はMBWA(Management By Walking Around:歩き回ってするマネジメント)を旨とし、300名を超えるプロジェクトメンバー全員と必ず一日一回は絡む(様子を見る)ことを日課にしていた。
自分の椅子で踏ん反り返ってメンバーを叱りつけることが仕事であるかのように勘違いしているPM(プロジェクトマネージャー)しかみたことの無かった社員全員が、彼女のこの振る舞いに魅了された。


そして、顔を合わせた時、彼女はチョロチョロっと付箋にメッセージを書いてわたしてくれる。


「リスケによるスコープ変更、リポジトリに反映されてなくて@@@さん、困ってましたよ!ダメじゃん!」
「@@リーダーが、ステークホルダーマネジメント、褒めてましたよ!グレイトジョブ!」


といった具合のメッセージだ。
それに何故か必ず描き加えられているカエルの絵・・・。


リアルなカエルではもちろんなく、どちらかと言えば「ど根性ガエル」のぴょん吉に近い。
そのカエルがサムアップしてたり、土下座してたり、メッセージの内容に合わせて変わるのだが、これがいわゆる「へたうま」で、どんなに厳しいお叱りが書かれていても笑ってしまうヘナチョコぶりなのだ。


これだな!
と思いながら、大事に保存している付箋を見ながら思った。
これは・・・画力が相当あるんじゃないのだろうか・・・と。


彼女の作るドキュメントやメールの文面、メモの言葉などを見ると「彼女らしさ」が感じられるが、そのヘナチョコなカエルを見てもそれが彼女に見えるのだ。


気が付いた!
言わば、このカエルは彼女の式神か使い魔なのだ!


と書きつつ、思い当たった。


涙もろい!
そうだ!
彼女は他人に同情してすぐ泣くところがある!
いや、待て・・・、それは弱点にはなり得ても「欠点」にはなり得ないのでは?


もう少し考えてみる必要がありそうだ。